Corporate Philosophy
企業理念
住まいから、人生の再出発を支える
帰る場所のない人に、「立ち直れ」と言うことはできません。
株式会社ルミライズは、「住まいを整えることこそ再出発の第一歩である」という信念のもと、住まいの確保を通じて人の尊厳を守る実践を重ねてきました。
刑務所出所後や依存症からの回復過程にある方々は、住居の不安定さという大きな壁に直面します。住まいがなければ就労は続かず、生活が安定しなければ回復も揺らぎます。
私たちは、再犯防止を罰や管理の強化ではなく、生活基盤の整備として捉えています。住まいを整えることは、尊厳ある生活を取り戻すための社会インフラだと考えています。
Housing Firstという思想と制度実装
ルミライズの理念の中心にあるのは、Housing First(ハウジング・ファースト)の考え方です。
それは、回復や更生を条件に住まいを提供するのではなく、まず安定した住環境を確保し、その上で人生の再建を支援するという思想です。
住まいは成果への報酬ではありません。人が尊厳を保ち、自らの力を取り戻すための前提条件です。だからこそ私たちは、住居確保給付金などの家賃補助、住宅セーフティネット接続、住宅扶助との整合調整を含め、住居提供を「再出発の起点」として実装しています。
尊厳を軸にした実務支援
私たちが大切にしているのは、特定の枠組みに限定せず、必要な方へ支援を届けることです。
私たちは、万人に同じプログラムが適合するわけではないことを前提にしています。住居提供や生活基盤の整備は、特定の参加条件に左右されるべきではないと考えています。
むしろ、施設に入所しない方、あるいは入所できない方にこそ、住居とやり直しの環境が必要です。支援の入口を狭めず、尊厳を前提に受け止めることが、私たちの実務上の強みです。
住居提供で終わらせず、ハローワーク等の就労支援制度、就労移行支援・就労継続支援、医療・福祉・行政手続きへの接続まで見据えることが、私たちの支援の中核です。3か月・6か月・1年・2年の面談を通じ、生活の細部まで伴走します。
回復の形は一つではありません。支援もまた、多様であるべきです。
支援対象の拡張
私たちは、依存症や出所後支援にとどまらず、LGBTQ+に関する困難、DV被害、とくに母親と子どもの安全確保が必要なケースにも対応領域を広げています。
緊急避難先が必要な方に対しては、緊急シェルター運営を含む実務支援を想定し、住まい・安全・生活再建を一体で支える体制づくりを進めています。オーナー様やご家族にも、運用体制と連携窓口を明確に説明し、安心を共有します。
外国人労働者を含む国際的支援の視点
日本で働いていても、日本語が十分に話せない、日本の法律や制度がわからない、文化差やストレスで生活が崩れてしまう――そのような外国人労働者・外国人住民の方々に対しても、私たちは支援の必要性を強く認識しています。
現実には、日本語・法律・制度がわからないことにつけ込まれ、低賃金で搾取されるケースがあります。住居契約、賃金、在留資格の理解不足により不利益を受け、地域で差別や孤立に直面する方も少なくありません。
当社には英語等の言語対応ができるスタッフが在籍し、生活情報の整理、関係機関との接続、再スタートに向けた伴走までを行います。代表自身が在日韓国人として差別を経験してきた背景も踏まえ、同じ目線の仲間として支える姿勢を重視しています。
ビザ・在留・労働ビザ・オーバーステイ等に関する不安についても、相談導線を整備し、必要な支援先へ確実につなぎます。
※重要:当社は法的手続きの代理・申請代理は行いません。必要に応じて行政書士等の専門家と連携します。
人種や国籍を超えて、まず住居提供サービスから支援を開始し、生活情報の整理、関係機関との接続、再スタートに向けた伴走まで、国際的なサポートを視野に入れています。
私たちの使命
私たちは、住まいを起点に孤立を防ぎ、必要な支援へ確実につなぐことで、誰も取り残されない再出発の環境を実装します。
私たちの使命は、依存症からの回復を目指す方々、刑務所を出所された方々、DV被害を受けた母子、外国人労働者の方々など、住まいを必要とするすべての人に、安心して暮らせる住まいを届けることです。
私たちは、単に「部屋を貸す」だけでなく、一人ひとりの状況に寄り添い、生活再建を支えます。制度を使えるかどうかを共に整理し、使える制度を実装し、使い続けられる運用を整えます。
その実現のために、住居提供の先にある就労、医療・福祉、行政手続き、地域生活への接続までを一体で支え、長期的な生活安定を目指します。これは行政説明ではなく、「守られている安心」を暮らしの実感へ変える実務です。